リフォーム業者の選び方

悪徳業者問題を見抜くコツ 悪質な業者特有の特徴を知ればダマされない!

リフォーム業には、許可・資格・届出など一切不要

住宅の新築とは違い、普通のリフォーム業には許可や資格は必要ありません。契約金額が500万円未満ならば工事ならば許可なしで出来ます。建築構造を考える必要はないので素人でも出来ます。その為か、悪徳業者が多いのも事実です。

悪徳業者特有の特徴とは

「ただ今キャンペーン中につき、無料で点検させてもらっています」と言って、家に訪問してきたり、電話勧誘を仕掛けてきてます。また「私、建築関係の仕事をやっており、たまたまこの道を通ったらお宅の家が気になって… 屋根、絶対におかしくなってますよ」と親切な人を装って、近づいて来たりします。当然、全てウソなので話を聞かないことです。しつこい業者だと「大切なお住まいがどうなってもいいんですか」等、不安を煽ってきますが、相手にしないのが一番です。国民生活センターは2002年8月に「訪問販売によるリフォーム工事はできるだけ契約しない事」という発表をしています。

悪徳業者が家の不具合を指摘する時、絶対に「屋根」か「2階や3階の壁」を使います。理由は普通の人が簡単に点検できる場所ではないからです。確かめようがない為、壊れてようが、壊れてまいが、関係ないのです。

悪徳業者は同じ家に違う人を定期的に訪問させて、同じ場所の不具合を指摘するという手口も使います。違う人が来てるのに、同じ場所の不具合が何度も指摘されれば、本当に壊れているんじゃないかと思ってしまいます。不安が倍します。不安三連星、ジェットストリームアタックです。なかなか手が込んでいます。

いずれにせよ、キッパリと断りましょう。その断り方ですが、中途半端に話を聞かず「必要ありません」と最初に断るのが最良です。向こうはプロですから「手が離せない」等というと、「いつ頃ならお手すきですか」と切り返されます。このように断る際には相手にこちらの情報を与えないよう気を付けましょう。

断る際のマズイ答弁

リフォームを勧められた時、

「すぐ新築にするんだからリフォームしません」と断る

悪徳業者、大喜びです。だって、新築するくらいお金を持っているということが分かったんだもの。明日から、何なら今日から、悪徳業者訪問祭り開催です。

「夜、主人に相談してから…」と断る。

昼間は貴方一人だということを教えてしまっています。悪徳業者、大喜びです。仲間の悪徳業者が主婦が好きそうな商品を持って、後日訪問してくれます。もちろん、この悪徳業者は仲間からマージンをもらいます。

「今、分かる人がいない」と断る。

前述同様、悪徳業者、大喜びです。「今、分かる人がいない」と答えた人向けの商品を持って、仲間の悪徳業者が現れます。

悪徳業者はリフォーム業者だけじゃありません。隙を見せてしまうと、様々な業種の悪徳業者がやってきます。リフォームから少々話はズレてしまいましたが、錯誤商法、かたり商法、点検商法、次々販売といった手口にはくれぐれも気を付けて下さい。

訪問業者からの指摘で屋根や外壁のリフォームをした方が良いのかと不安に思う事があれば、まずは専門業者に相談してみることも大切です。

屋根のリフォームに関するご相談は街の屋根やさん千葉がおすすめです。訪問業者に指摘され不安になったことについても親切に対応してくれます。また、ご相談だけでなく、お住まいの点検やお見積りも無料で行ってくれますので、訪問業者に指摘された部分の点検を頼んでみても良いでしょう。